災害時安否確認キットが紙製である理由

通信だけでは安心できない

東日本大震災では、電話回線への集中や停電などによって、広い地域で通信をすることが困難になりました。通話やメールばかりでなく、災害用伝言ダイヤルも地震直後は十分な機能を果たせなかった地域があります。
そうしたことから、家族の避難している場所がわからず、無事であるにもかかわらず安否確認に何日も要するケースが見られました。
紙製の災害時安否確認キットも万能であるわけではありませんが、通信だけではカバーしきれない部分で、お役に立つことがあると想定されます。

 

お年寄りやお子様が使えるように

パソコンや携帯電話など利用しての安否確認は、デジタル端末の操作が難しいお年寄りやお子様にとって役に立つものではないと思います。
そうであるならば、お年寄りやお子様が被災した時、どうすればいいのでしょうか。ほかの家族が探してくれるのを待つことしかできないのでしょうか。高齢者だけの世帯の場合はどうすればいいのでしょう。

 

災害時安否確認キットAnPino(アンピノ)が紙製である理由は、
お年寄りやお子様にもお役立ていただきたいからです。